講演情報

[17p-K308-1]Zr金属ガラス表面酸化の酸化種依存性

〇(M1C)平井 太偲1、鷺 拓末1、遠田 義晴1、富樫 望2 (1.弘前大院理工、2.Orbray)

キーワード:

金属ガラス、アモルファス、熱酸化

金属ガラス(BMG)はアモルファス構造をもつ合金のひとつで、熱酸化を行うことによってZrO2酸化被膜を形成し、表面色変化や、表面付近の元素組成分布の多層化が生ずる。また、表面色などは熱酸化時の条件によって多様な色へと変化する。本研究は、より多くの表面色を実現する酸化方法の開発を目的として、酸素(O2)と亜酸化窒素(N2O)の2種類の酸化種を用いてBMGを酸化させた場合の表面色、元素組成などをを測定分析し、酸化種の違いによる影響を明らかにした。