講演情報
[17p-K308-2]溶融急冷過程におけるFe–Si–B 系アモルファス合金の正二十面体クラスタ形成と結合
池淵 遼平1、下野 昌人2、〇平山 尚美1 (1.島根大NEXTA、2.NIMS)
キーワード:
アモルファス合金、機械学習、分子動力学計算
Fe–Si–B系アモルファス合金は軟磁気特性に優れ、モーターコア材料として注目されている。本研究では、機械学習ポテンシャルを用いた分子動力学シミュレーションにより、溶融急冷法によるアモルファス構造を形成した。その結果、Si中心の正二十面体クラスタがガラス転移温度付近で増加し、温度低下とともにクラスタ同士の結合が進行した。これにより、変形した正二十面体構造を含む大規模なネットワークが形成された。