講演情報
[17p-K404-8]分子配列の段階的最適化によるアルカン結晶構造の安定性解明
〇(D)大野 亮汰1、三好 真生1、都築 誠二1、井上 悟1、長谷川 達生1 (1.東大院工)
キーワード:
有機半導体、結晶構造予測、アルキル鎖
アルキル置換有機半導体では鎖間の相互作用により半導体骨格の配列が変化しうる。材料開発において置換基効果の理解は重要であり、本発表ではアルキル鎖単一系即ちアルカン分子の結晶構造の安定性を議論する。アルキル鎖の結晶構は短鎖相と長鎖相が存在し格子が三斜晶から単斜晶へ変化する。我々はこの2配列をモデル化して配置変数の最適化を実行し、さらにSAPT法による相互作用解析から安定性と鎖長依存を解明した。