講演情報

[17p-K406-5]ナノファイバー型フレキシブル音響センサの周波数応答における振動膜の面積と密度の影響

〇(B)立花 卓遠1、多川 友作1、福澤 亮太1、山岸 健人1、横田 知之1、染谷 隆夫1 (1.東大工)

キーワード:

音響センサ、エレクトロスピニング、フレキシブルエレクトロニクス

エレクトロスピニング法で作製したナノファイバーを積層することで構成されるフレキシブル音響センサの振動層の密度と面積が周波数応答に与える影響を評価した。振動膜の密度を調整することで共振時の出力信号を56 mVから175 mVに、受音部分の面積を調整することで共振周波数を165 Hzから245 Hzに変化することを確認し、観測対象に応じてセンサの特性を修正できる可能性を示唆した。