全体討論会

9月10日(水)15:50~17:50 熊本城ホール

テーマ「九州から考える土木イノベーション 〜カーボンニュートラルを目指して〜 」

講師の紹介:
星野 裕司
[コーディネーター]
星野 裕司HOSHINO Yuji
熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター 教授

1996年、東京大学大学院工学系研究科修了。株式会社アプル総合計画事務所を経て、熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター教授。専門は景観デザイン・土木デザイン。社会基盤施設のデザインを中心に地域づくりの研究・実践活動を行う。主な著書に「自然災害と土木-デザイン」等。主な受賞に、土木学会論文賞、土木学会出版文化賞、グッドデザイン賞・ベスト100 、土木学会デザイン賞最優秀賞、都市景観大賞等。

池内 幸司
[パネリスト]
池内 幸司IKEUCHI Koji
第113代土木学会 会長・一般財団法人河川情報センター 理事長

1982年東京大学大学院修了後、建設省入省。2013年国土交通省近畿地方整備局長、2014年同省水管理・国土保全局長、2015年同省技監。2016年東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授。2023年より(一財)河川情報センター理事長・東京大学名誉教授。2025年6月に土木学会会長に就任。

長年、水害対策を中心とした自然災害の防災対策に携わり、災害対応の経験も豊富。博士(工学)。

パネリストユース水フォーラム熊本
[パネリスト]
ユース水フォーラムくまもと 高校生
(YWFK代表:田中尚人 熊本大学)

ユース水フォーラムくまもと(Youth Water Forum Kumamoto)は、認定NPO法人日本水フォーラムと連携しながら、熊本の水文化を世界に発信する高校生をサポートするために,2021年3月に結成された組織です。代表は田中尚人(熊本大学先端科学研究部准教授)が務め、コアメンバーは自治体職員や高校教員,大学生などで構成されています。

2022年4月に熊本市にて開催された「第4回アジア太平洋水サミット」において、熊本の高校生たちが「熊本の水の物語」を世界に発信し、Sustainableを活動理念として、学びの活動を継承しています。

中嶋 崇史
[パネリスト]
中嶋 崇史NAKAJIMA Takafumi
株式会社球磨村森電力 代表取締役

2013年早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科にて博士(工学)の学位を取得。2014年に㈱リクロスエクスパンションを設立。早稲田大学環境総合研究センター客員次席研究員の経験を活かし、エネルギー・リサイクル分野のビジネスプロデュースを得意とする。2018年に球磨村との連携協定に基づき㈱球磨村森電力を設立し、事業の担い手へと範囲を広げ、他地域への横展開を進める。

2024年に環境省脱炭素まちづくりアドバイザーに就任。

穴井 俊輔
[パネリスト・現地レポート]
穴井 俊輔ANAI Shunsuke
有限会社穴井木材工場・株式会社Foreque 代表取締役

熊本県南小国町の製材所三代目。林業の衰退や震災を機に、地域資源を活かしたライフスタイルブランド「FIL」「喫茶竹の熊」「竹の熊正倉」を立ち上げる。

家具や建築、香りなど多角的に展開しながら、地域文化の継承と循環型の経済モデルを実践。

松本 亨
[パネリスト]
松本 亨MATSUMOTO Toru
北九州市立大学 環境技術研究所 教授

九州大学大学院修了後、野村総合研究所、九州大学を経て、2008年より北九州市立大学教授。環境システム工学、特に資源循環や脱炭素に関する教育・研究に従事。土木学会では2021-22年度環境システム委員会委員長の他、土木・建築タスクフォース脱炭素WG主査、「カーボンニュートラルでレジリエントな社会づくりプロジェクト」特別委員会委員を務める。環境省脱炭素先行地域評価委員会専門委員、北九州循環経済ビジョン推進協議会会長、環境科学会副会長。

垣下 禎裕
[パネリスト]
垣下 禎裕KAKISHITA Yoshihiro
国土交通省九州地方整備局 局長

1992年京都大学大学院工学研究科修了後、建設省入省。2019年(独)国際協力機 構インフラ技術業務部長、2021年国土交通省総合政策局海外プロジェクト推進課長、2022年同省大臣官房参事官(グローバル戦略担当)、2024年首都高速道路(株)執行役員。2025年7月から国土交通省九州地方整備局長に就任。

主に、インフラの国際展開や道路行政の施策に従事。

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