日本体育・スポーツ・健康学会第74回大会

第74回大会開催のご挨拶

 

日本体育・スポーツ・健康学会第74回大会
組織委員長

藤井 範久

 

 日本体育・スポーツ・健康学会は、定款に明記されている「体育学/スポーツ・健康科学の進歩普及を図るとともに、体育・スポーツ・健康に関わる諸活動を通じた個人の幸福と公平かつ公正な共生社会の実現に寄与すること」を目的として、様々な事業を行っています。その中でも「学会大会の開催」は1番目の事業として定款に掲載されており、最も重要な事業です。そして,第74回学会大会は、2024年8月に福岡大学七隈キャンパスにおいて、「地域の創生と共生をはぐくむ体育・スポーツ・健康科学」をテーマに開催されます。

 運動部活動の地域移行が議論され、また地域移行が実施されるなかで、体育・スポーツ・健康科学の実施・研究・検証の場として地域をみるだけでなく、地域の創生と共生を進めるために体育・スポーツ・健康科学を活用し、地域と体育・スポーツ・健康科学がWin-Winの関係になるための議論を行う学会大会を目指しています。

 学会大会は、参加者が研究成果を発表し、議論する場でもあります。また国内だけでなく海外からも多数の参加者が福岡大学に集まり、学術的議論・意見交換を行う準備しています。その第74回大会をより充実し、盛大な学会大会にするためにも、皆様のご参加をお待ちしております。

2024年1月吉日

 


 

 

日本体育・スポーツ・健康学会第74回大会
実行委員長

檜垣 靖樹

 福岡大学 スポーツ科学部長

 

 この度、2024年日本体育・スポーツ・健康学会第74回大会を福岡大学七隈キャンパスにて開催することになりました。第74回大会は「地域の創生と共生をはぐくむ体育・スポーツ・健康科学」をメインテーマとして掲げました。不確実性が高く将来予測が難しい状況下では、まず地域が活性化し、新しい価値を生み出しながら共生して持続できる社会の実現が望まれます。人文・社会・自然科学の研究分野からアプローチする研究者が集い、それらの総合的・学際的な融合から「地域の創生と共生」について議論を深める機会になれば幸いです。

 体育・スポーツ・健康科学の様々な学問領域が、専門化と細分化へ進化を遂げるなか、一つの課題について多角的、多面的に解決・改善する重要性も指摘されております。ここ3年間は従来の専門領域での議論に加え、横断領域を通じて3つの課題を設定して一般発表とシンポジウムを行ってきましたが、福岡大会では2つの課題に絞り進めて参ります。

 2024年は福岡大学創立90周年を迎えます。本学へのアクセスは、福岡空港から30分、博多駅から20分、非常に利便性のよい立地となっております。学会に参加される皆様にとりまして、有意義な大会となりますよう、実行委員会一同、鋭意準備を進めております。多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。

2024年1月吉日