講演情報
[08測-KL-1]体育・スポーツ・健康科学分野におけるシステマティックレビュー/メタアナリシス
*本田 貴紀1 (1. 九州大学)
<演者略歴>
2015年9月 九州大学大学院人間環境学府博士後期課程修了(博士(人間環境学))。九州大学大学院医学研究院 学術研究員(学振特別研究員PD)、特任助教、助教を経て、2022年10月より同医学研究院附属総合コホートセンター准教授。
2015年9月 九州大学大学院人間環境学府博士後期課程修了(博士(人間環境学))。九州大学大学院医学研究院 学術研究員(学振特別研究員PD)、特任助教、助教を経て、2022年10月より同医学研究院附属総合コホートセンター准教授。
日々積み重ねられる研究の知見を、その分野に明るい研究者のみならず、非専門家にも届けるためにはエビデンスを適切に収集し取りまとめて発信するための一連の手法が求められる。「科学的根拠に基づく~」と冠する診療ガイドラインも多く、システマティックレビューやメタアナリシスがいまや必須のものとなっている。
エビデンス統合の手法は臨床試験の文脈で説明されることが多く、なかでもランダム化比較試験のエビデンスに適用してこそその恩恵は大きい。一方で、身体活動・運動を曝露因子とした研究の特徴として、プラセボ対照の設置や二重盲検化試験が困難であることが挙げられる。そのため、潜在的にバイアスリスクが高くなりやすく、エビデンス統合にあたっては特段の注意を要する。そこで本講演では、システマティックレビューとメタアナリシスについて、なかでも非ランダム化研究のエビデンス統合手法を中心に、その方法や実際の取り組み、参考情報を紹介する。
エビデンス統合の手法は臨床試験の文脈で説明されることが多く、なかでもランダム化比較試験のエビデンスに適用してこそその恩恵は大きい。一方で、身体活動・運動を曝露因子とした研究の特徴として、プラセボ対照の設置や二重盲検化試験が困難であることが挙げられる。そのため、潜在的にバイアスリスクが高くなりやすく、エビデンス統合にあたっては特段の注意を要する。そこで本講演では、システマティックレビューとメタアナリシスについて、なかでも非ランダム化研究のエビデンス統合手法を中心に、その方法や実際の取り組み、参考情報を紹介する。
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