講演情報

[競技スポーツ-A-19]スピードスケート競技におけるジュニア育成システムの構築に関する事例研究(方)カナダの育成システム構築に関わった人物を対象としたインタビュー調査から

*小野寺 峻一1、河合 季信2 (1. 筑波大学大学院人間総合科学研究群、2. 筑波大学体育系)
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特定のスポーツにおいて、将来メダルを獲得する能力を見出し、最大限に引き伸ばすためのタレント発掘・育成の過程では、意図的かつ段階的な育成戦略がエリートアスリート育成にとって重要である(Gulbin,2014)とされている。スピードスケート競技において、Long-Term Athlete Development(長期競技者育成理論)を採用したカナダの育成プログラムは、スピードスケート強豪国の育成プログラムの基盤となっている。カナダのスピードスケート育成システム構築の過程を知ることは、他国が自国のアスリート育成を充実させるためにも貴重な情報となりうる。すなわち、カナダの強みと課題、戦略と方策を検討することで、より効率的で、実用的な育成システムを構築することが期待できる。本研究は,カナダのスピードスケート競技において育成システムの構築及び普及・推進に関わった当事者へのインタビューから、アスリート育成における促進要因を明らかにし、課題解決の方策と育成システム構築につながる知見を得ることを目的とする.

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