講演情報
[11-1200-1add]walkey®が変える糖尿病運動療法 “できる・続けられる” を支える理学療法士の新しい支援
講 師:竹谷 健吾
協賛企業:株式会社 walkey 鹿子 泰宏 取締役 (トヨタ記念病院 リハビリテーション科)
協賛企業:株式会社 walkey 鹿子 泰宏 取締役 (トヨタ記念病院 リハビリテーション科)
2010年:日本医療福祉専門学校 理学療法学科 卒業
人間総合科学大学 人間科学科 卒業
2010年:トヨタ記念病院 リハビリテーション科
2023年:愛知みずほ大学大学院 人間科学研究科 修士課程終了
人間総合科学大学 人間科学科 卒業
2010年:トヨタ記念病院 リハビリテーション科
2023年:愛知みずほ大学大学院 人間科学研究科 修士課程終了
運動療法は糖尿病治療の基本であり、成人糖尿病者に対して週150分以上の中等度〜高強度の身体活動が国際的に推奨されている。しかし、国内の運動療法の実施率は概ね50%にとどまり、初診時の運動指導実施率は約40%と報告されており、食事指導(70–80%)に比して明らかに低い。外来・クリニックでは「運動指導に割く時間がない」「適切な指導ガイドがない」「専任スタッフがいない」といった理由から、限られた診療時間の中で“どのように個別化し、どのように継続につなげるか”が大きな課題となっている。
本セミナーでは、この課題に対する新たな選択肢として、医療機器メーカーと専門家が共同設計した専用デバイスを用いるトレーニングサービス walkey®を紹介し、実際にクリニックで専用デバイス使用した際の使用感と、臨床における活用可能性について共有する。
walkey®は、歩行チェック、専用デバイス、アプリを組み合わせ、「100年歩ける身体をつくる」ことを目指したサービスである。患者は専用デバイスとアプリ内の動画を用いて自宅でトレーニングを実施できるため、運動経験が少ない方でも取り組みやすい特徴を持つ。
クリニックでの運動療法に専用デバイスを導入したところ、「やるべき運動が明確になった」「動画を見ながら行えるので自宅で続けやすい」「専用デバイスがあることで取り組みやすい」といった肯定的な声が多く聞かれた。また、臨床的視点からは、①個別メニューを簡便に提示できる点、②安全かつ適切な負荷設定が可能な点、③自宅での運動習慣づくりに寄与する点の3つで有用と考えられる。特に、“ちょうど良い負荷で、安全に続けられる運動”を提供できることから、行動変容を後押しするツールとして適している。
本セミナーでは、企業によるサービス概要に加え、外来での使用例、患者の反応、運用方法の工夫、今後の展望について述べる。walkey®が、糖尿病患者の「できる」「続けられる」を促進する新たな運動支援ツールとなり得ることを、臨床者の視点から紹介したい。
本セミナーでは、この課題に対する新たな選択肢として、医療機器メーカーと専門家が共同設計した専用デバイスを用いるトレーニングサービス walkey®を紹介し、実際にクリニックで専用デバイス使用した際の使用感と、臨床における活用可能性について共有する。
walkey®は、歩行チェック、専用デバイス、アプリを組み合わせ、「100年歩ける身体をつくる」ことを目指したサービスである。患者は専用デバイスとアプリ内の動画を用いて自宅でトレーニングを実施できるため、運動経験が少ない方でも取り組みやすい特徴を持つ。
クリニックでの運動療法に専用デバイスを導入したところ、「やるべき運動が明確になった」「動画を見ながら行えるので自宅で続けやすい」「専用デバイスがあることで取り組みやすい」といった肯定的な声が多く聞かれた。また、臨床的視点からは、①個別メニューを簡便に提示できる点、②安全かつ適切な負荷設定が可能な点、③自宅での運動習慣づくりに寄与する点の3つで有用と考えられる。特に、“ちょうど良い負荷で、安全に続けられる運動”を提供できることから、行動変容を後押しするツールとして適している。
本セミナーでは、企業によるサービス概要に加え、外来での使用例、患者の反応、運用方法の工夫、今後の展望について述べる。walkey®が、糖尿病患者の「できる」「続けられる」を促進する新たな運動支援ツールとなり得ることを、臨床者の視点から紹介したい。
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