講演情報

[C-03-02]和棉の栽培からワークショップまでの多元的デザイン実践なぜ/何をつくっているのかを2つの多元性概念から省察する

*二宮 咲子1 (1. 関東学院大学 人間共生学部 共生デザイン学科)
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キーワード:

Pluralistic Design、Pluriversal Design、Japanese Cotton

「和棉で『何か』をつくるプロジェクト」(以下、「和棉プロジェクト」)は、筆者が発案者・実施責任者のデザイン実践と作品群の総称である。Pluriversal Designの視点から省察した結果、和棉には経済的価値とは異なる社会的・精神的価値があると考え、何かをつくる前にまず和棉そのものをつくっていることがわかった。また、和棉を有機栽培する行為自体に、環境問題を生み出さないオルタナティブな綿花栽培の魅力を感じている点は、Escobar, A.(2018)の「存在論的デザイン」の主張と合致する。加えて「和棉で『何か』をつくるワークショップ」をPluralistic Designの視点から省察した結果、本プロジェクトは、経済効率偏重のデザインへのオルタナティブの提示(Pluriversal Design)であり、かつ協働的なつくる行為を通じて新たな価値が発見される可能性の呈示(Pluralistic Design)でもある、多元的デザイン(Plu-Design)実践であった。

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