講演情報

[C-04-01]判断の余地(余白)が生む対話・学習・責任に関する実践研究企業における人間中心設計(HCD)の制度導入に伴うチームの判断設計

*谷口 旭1、久保谷 寛行1 (1. パナソニック株式会社)
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キーワード:

Human-Centered Design (HCD)、Institutionalization、Micro Enterprise (ME)

本研究は,企業組織における人間中心設計(HCD)の制度実装を対象とした実践研究である.大規模製造業で導入・運用してきたマイクロエンタープライズ(ME)制を事例に,制度設計における「判断の余地(余白)」が,従業員の対話,学習,責任形成にどのように作用するかを検討した.4年間の運用分析を通じ,制度やルールを過度に作り込まず,意思決定を現場の当事者に引き戻す判断の余地が,画一的・迎合的な判断を抑制し,深い対話を通じた学習と判断・責任の結びつきに関与しうる条件であることが示唆された.本研究は,HCDをプロダクト開発手法にとどめず,組織のビジョン共有や体験の質,カルチャー形成を支える制度デザインとして捉え直し,その実践的示唆を提示する.

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