講演情報
[PA-03]「#病名アクキー」にみる疾患可視化と当事者意識の変化― 難病疾患当事者へのアンケート調査を通して ―
*梶田 直美
キーワード:
self-stigma、empowerment、advocacy
難病疾患は外見から把握しにくい場合が多く、当事者は自己スティグマを内面化しやすい状況にある。本研究は、当事者が病名を記したキーホルダーを装着する可視化実践「#病名アクキー」を対象に、可視化がもたらす内的変化と社会的連関構造を明らかにすることを目的とした。難病・慢性疾患当事者94名へのアンケート調査の結果、可視化は自己受容や自己理解の深化を促すとともに、一部が他者との関係性の再構成へと展開することが確認された。これらを統合すると、可視化実践は自己スティグマ再編とエンパワメントを媒介とする段階的・分岐的傾向が示された。本研究は、当事者主導型可視化の理論的モデルを提示した。
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