講演情報

[PA-21]社会人における「ひとり時間」の共有体験を通じた自己省察促進のデザイン

*西山 聡志1、武田 賢太2,3、池永 隆博4、大久保 塁5、長浦 政男6、浅井 由剛3、早川 克美3 (1. 日本政策金融公庫総合研究所、2. 日本医療大学、3. 京都芸術大学大学院、4. 東京消防庁、5. 博報堂、6. 日置電機)
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キーワード:

Self-Reflection、Shared Experience、Design Thinking

本研究は、社会人における「ひとり時間」の共有体験が、自己省察に与える影響を明らかにすることを目的とする。近年、ひとり時間への関心は高まる一方で、時間や環境、心理的要因による制約も指摘されている。そこで本研究ではデザイン思考のプロセスを用い、他者のひとり時間に触れることで自身の認識がどのように変化するかを検討した。SNS分析およびインタビューから、ひとり時間には自己決定性や社会的役割からの離脱などの条件があることを整理したうえで、カプセルトイを活用したオフラインおよびオンラインの共有プロトタイプを設計・検証した。その結果、いずれのプロトタイプにおいても、他者の体験に触れることで自身のひとり時間を振り返るといった認知的変化(自己省察)が確認された。一方で、短期的には行動変容や満足度の向上は限定的であった。以上より、共有体験は自己省察を促す契機として機能するが、行動変容にはより長期的なプロセスが必要であることが示唆された。

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