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[PA-26]金融チャットボット設計におけるインタラクティビティと擬人化の影響分析

*葉 于勛1、盧 俊諺1、范 熙文1 (1. 国立台中教育大学)
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キーワード:

Chatbot Design、Anthropomorphism、Interactivity

近年,金融テクノロジー(FinTech)の発展に伴い,株式投資情報の提供や投資判断の支援を行うチャットボットの利用が拡大している。チャットボットは対話型インタフェースとしてユーザーと情報システムを接続する重要な役割を担うが,そのインタラクションデザインがユーザーの知覚や体験にどのような影響を与えるかについては十分に明らかになっていない。特に,チャットボットにおけるインタラクティビティおよび擬人化表現はユーザー体験を左右する重要な設計要素と考えられる。本研究では,株式投資支援チャットボットを対象とし,インタラクティビティ(高/低)および擬人化表現(高/低)を操作した 2×2 の実験デザインを用いて,これらの要因がユーザーの知覚されたコントロール感および社会的臨場感に与える影響を検討した。参加者には架空の証券会社のチャットボットを用いた株式情報サービスを体験させ,その後質問紙調査を実施した。分析の結果,インタラクティビティおよび擬人化表現はいずれもユーザー知覚に影響を与えることが確認され,両要因の交互作用も有意であることが示された。特に,インタラクティビティおよび擬人化表現が低い条件において,ユーザーのコントロール感が最も高くなる傾向が見られた。これらの結果は,金融情報サービスにおけるチャットボット設計において,過度に人間らしい対話表現よりも,ユーザーが情報取得や意思決定を主体的にコントロールできる機能的かつ明確なインタラクション設計が重要であることを示唆している。

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