講演情報
[PA-72]駅における目的矛盾の観察から得た逸脱許容構造の応用の可能性日常観察から抽出した逸脱許容構造とその構造のネットワークコミュニケーションへの応用とそのアプリケーションの提案
*ハン ソジ1、水谷 元1 (1. 東京工芸大学)
キーワード:
User Experience、Information Design、Design Through Behavioral Observation
本研究は、日常的な観察を通して、人間の意思決定がどのように変化するかを明らかにすることを目的とする。時間的制約のある駅構内に設置されたアイスクリーム自動販売機に着目し、相反する選択肢が、目的達成を優先した判断からの一時的な逸脱を引き起こす構造を見出した。さらに、この構造をデジタル環境へと応用し、失敗体験を共有・参照できるアプリケーションを提案する。成功体験の共有に偏りがちなソーシャルメディアに対し、失敗にも自然に目が向く仕組みを導入することで、利用者が自身の状況をより柔軟かつ相対的に捉え直すことを促す。
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