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[PA-90]高齢者向けの飲水器具設計に関する研究

*李 芊芊1 (1. 瀋陽建築大学)
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キーワード:

Aging-Friendlyy Design、Drinking Utensils、Older adults

高齢者にとって水分摂取は不可欠であるが、一般的な電気ケトルや湯呑みのデザインは、高齢者の握力低下や関節の柔軟性低下といった身体的特徴を十分に考慮していない。本研究では、65歳以上の高齢者を対象にフィールド調査とインタビューを実施し、飲水行為の主要なプロセスにおける行動様式と困難点を検証した。その結果、高齢者は電気ケトルを操作する際に両手を使用することが多く、注ぐ動作を補助する2つの方法を用いていることが明らかになった。また、湯呑みのサイズが重要な要因であり、湯呑みが小さすぎるとこぼしやすく、大きすぎると指を口元に挿入する行動が見られ、火傷のリスクや衛生上の問題が生じることが示された。これらの知見に基づき、高齢者に配慮したデザイン提案として、電気ケトルの満水時重量の制御と取っ手の改良、湯呑みの口径を5~7.5cmに設定し、断熱性を高めた口縁の改良などを提示し、安全性と生活の質の向上を目指す。

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