講演情報
[P21-01]南極氷震観測をアナログサイトとした惑星地震探査研究
*西川 泰弘1、田中 智2、佐伯 和人3、山本 真行4、山本 耕大4、小野寺 圭祐5、川村 太一6 (1. 大阪教育大学、2. 宇宙航空研究開発機構、3. 立命館大学、4. 高知工科大学、5. 岡山大学、6. パリ地球物理研究所)
氷衛星(Europa, Enceladus, Titan 等)や極域環境を有する惑星(火星など)の内部構造解明には、氷殻内で発生する地震(氷震)の観測が不可欠である。特にタイタンは厚い氷殻と大気を併せ持つ特異な環境であり、将来の着陸探査に向けて地震学的知見が求められている。しかし、これら天体での観測は期間・設置条件に制約が多く、地球上でのアナログ観測による事前評価が有効である。
本研究では、南極昭和基地および周辺域で得られた地震波形記録を用い、氷震活動の特性と背景ノイズ環境を解析した。解析には深層学習に基づく自動位相検出器 PhaseNet を適用し、P波・S波到来の自動抽出と氷震イベントカタログの構築を行った。今後、このカタログを用いて季節別発生頻度、周波数特性、および検出感度を評価する予定である。
得られる知見は、氷震発生の関係解明に加え、火星や氷衛星への小型埋設型地震計(ペネトレータ)設計における耐寒性・感度・設置条件の検討にも資する。南極をアナログサイトとして活用することで、惑星地震探査における観測戦略・機器開発の両面に具体的な指針を提供できることを示す。
本研究では、南極昭和基地および周辺域で得られた地震波形記録を用い、氷震活動の特性と背景ノイズ環境を解析した。解析には深層学習に基づく自動位相検出器 PhaseNet を適用し、P波・S波到来の自動抽出と氷震イベントカタログの構築を行った。今後、このカタログを用いて季節別発生頻度、周波数特性、および検出感度を評価する予定である。
得られる知見は、氷震発生の関係解明に加え、火星や氷衛星への小型埋設型地震計(ペネトレータ)設計における耐寒性・感度・設置条件の検討にも資する。南極をアナログサイトとして活用することで、惑星地震探査における観測戦略・機器開発の両面に具体的な指針を提供できることを示す。

