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[2Lp01]Study on pretreatment of potato dishes for enrichment γ-aminobutyric acid (GABA) in kitchen cooking.

*Hiroko Matsuda1, Asuka Fuse1, Nahoko Kitamura1, Kyohei Hayashi1, Yukina Sato1, Wakana Kato1, Asako Narai1 (1. Nippon Veterinary and Life-science Univ.)
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Keywords:

potato,γ-aminobutyric acid,kitchen cooking,Food component interactions,low temperature stress

【目的】ジャガイモ塊茎(以降,ジャガイモ)は,世界五大作物の1つであり調理加工方法も多岐にわたるため,普段の食生活に密接している.ジャガイモの主成分は澱粉であるものの,他にもγ−アミノ酪酸(GABA)などの機能性表示食品に関わる成分を含んでいる.経口摂取によるGABAの機能性は,血圧抑制,ストレスの緩和,睡眠促進,食欲抑制など様々な報告がある.一方で,現代の日本人において,生活習慣病や精神疾患の予防や改善にむけた栄養学的アプローチが重要視されている.国民においても,日頃から健全な食生活を心がけている人は約75%にものぼり,高い機能性メニューや食品が求められている.そこで,演者らは,日常的に高GABA摂取が可能となる調理方法の確立を目指して,キッチン調理でのジャガイモスープ中のGABA生成を誘導する前処理について,成分間相互作用とあわせて検討することを目的とした.
【方法】ジャガイモ(男爵)は近隣のスーパーで実験日当日に購入したものを使用した.スープは演者らの先行研究と同様のものを基本レシピとした.レシピ終盤の100℃加熱の前処理として,GABA生成酵素であるグルタミン酸デカルボキシラーゼ(GAD)の至適温度処理または環境ストレスとなる低温処理を施した.同時に,澱粉や食物繊維(セルロース,ペクチン)によるGABA生成阻害の有無を検討した.100℃加熱終了後に放冷し,75%EtOHにより得た抽出液を誘導体化処理して HPLC 分析に供した.
【結果】GABA富化のための前処理について,ジャガイモGADの至適温度処理よりも低温処理を施した方が,ジャガイモスープ中のGABA生成は促進された.また,セルロースによるGABA生成阻害効果が一部確認された.

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