講演情報

[1A03]重粒子線治療における核子波束の運動量ゆらぎの断面積への影響評価

*向原 悠太1、小野 章2、千葉 敏3、片渕 竜也1、石塚 知香子1 (1. 科学大、2. 東北大、3. NAT)

キーワード:

反対称化分子動力学、粒子生成、平均場、2核子衝突、核データ

反対称化分子動力学(AMD)モデルを用いて、運動量ゆらぎが核反応断面積に与える影響を評価した。運動量ゆらぎの影響が断面積の再現性向上に寄与することが示唆された。得られた結果は、核データ評価や重粒子線治療の精度向上のためのモデル改良の可能性を示している。