講演情報

[1C15]炉雑音の自己共分散解析による未臨界度推定(2)ベイジアンモンテカルロ法によるデータ同化

*廣田 諒我1、遠藤 知弘1、山本 章夫1、渡辺 賢一2、若林 源一郎3、織田 堅吾4、金子 純一4 (1. 名大、2. 九大、3. 近大、4. 北大)

キーワード:

炉雑音、自己共分散、未臨界度、遅発中性子、データ同化

一点炉動特性パラメータが不明な体系に対して、測定結果のみからドル単位の未臨界度を推定可能な手法として、本研究では炉雑音の遅発中性子成分に注目し、検出時間幅に対するラグ1自己共分散の測定結果に対してベイジアンモンテカルロ法(BMC)を適用する手法を新たに考案した。近畿大学原子炉の停止時炉雑音測定結果を分析し、提案手法の妥当性について検討した。