講演情報

[2D14]持続的な原子力利用のためのアクチノイドマネジメントを備えた燃料サイクルの研究(9) 高速炉におけるMA核変換能力の向上

*儀間 大充1、日比 宏基1、島田 隆1,3、小西 裕貴2、西村 佳祐2、塚本 裕貴2、山村 朝雄3 (1. MFBR、2. MHI、3. 京大)

キーワード:

アクチノイドマネジメント、マイナーアクチノイド、高速炉、酸化物燃料炉心、MA核変換、均質炉心、非均質炉心

現行の軽水炉を含む原子力発電全体の高レベル廃棄物を低減するには高いMA核変換能力を備えた高速炉が不可欠である。本発表ではMAを暫定保管することでCmを減衰させ、主核種がAmとなったMAをブランケットに高濃度で装荷した炉心概念について報告する。本炉心概念では集合体発熱制限内,かつボイド反応度への影響が少ない範囲内でMA核変換能力を向上させることができる。