講演情報
[2E12]気泡流動計測のための多視点三次元再構成手法の開発
*斎藤 海希1、金井 大造1 (1. 電中研)
キーワード:
気液二相流動、プールスクラビング、機械学習、三次元計測、画像解析
多視点画像からの 3 次元 (3D) 再構成技術を利用した気泡計測法の開発について紹介する。複数の同期カメラを水容器の周囲に配置し、キャリブレーションを実行した。ノズルから出現する気泡の画像を取得し、機械学習技術を使用して気泡のシルエットを前景確率分布として抽出することで、簡易的な照明のみを必要とする手法である。前景確率分布を、Visual Hull法を使用して、 3D ボクセル空間に投影され、三次元での気泡の生成、剥離、上昇挙動を捕捉することを可能とする。