講演情報

[2E14]革新炉の設計最適化に資する詳細二相流解析コード妥当性確認のための技術開発(2) 深層学習と数値解析を用いた気泡検出技術とボイド率推定技術の開発計画

*上澤 伸一郎1、平松 夏樹2、小野 浩二2、前島 崇宏3、岡田 真3、富田 洋文3、青木 邦知3、若生 進一3、吉田 啓之1 (1. JAEA、2. HST、3. ITIC)

キーワード:

可視化計測、ワイヤメッシュセンサ、深層学習、数値解析

詳細二相流シミュレーションの定量的な妥当性確認のため、瞬時・局所の気液界面情報を取得できる計測手法が求められている。本技術開発では、分散気泡流に対しては画像処理により気液界面情報を取得する。定性的に妥当性が担保されている詳細二相流シミュレーション結果を深層学習に基づく画像認識技術の教師データとして用いることで、気泡の識別が困難な高気泡密度にも対応できる画像処理技術を開発する。比較的ボイド率の高いチャーン流に対しては、詳細二相流シミュレーション結果とワイヤメッシュセンサ(WMS)周囲の電場解析結果を教師データとして活用することにより、WMSのワイヤ交点よりも高解像度の二相流データの取得し、気液界面情報の取得を可能とする。本報では、分散気泡流やチャーン流における気液界面情報を取得するための、深層学習と数値解析を用いた気泡検出技術とボイド率推定技術の開発計画について報告する。

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