講演情報

[3B04]都市大タンデムへの導入に向けたセシウムスパッタ型負イオン源の検討

*時田 武1、羽倉 尚人1、河原林 順1 (1. 東京都市大)

キーワード:

セシウムスパッタ型負イオン源、SNICS、イオン源

都市大タンデムでは現在PIG型負イオン源を使用している。ビーム電流は加速管入射前で1µA程度。基本的に水素イオンのみを加速粒子としている。PIG型負イオン源はPIXEを行うには十分なビーム強度が得られるが、プロトン照射実験などのビーム強度が必要な実験に適用するのは難しい。そこで、SNICSを導入することでより高いビーム強度を得ることを目的とした。セシウムスパッタ型負イオン源の各パラメータとビーム電流の測定を行った。各パラメータが生成されるビーム電流にどの程度寄与するかを確認した。セシウムスパッタ型負イオン源の都市大タンデムへの導入に向けた検討を行った。