講演情報
[3B08]UVSORにおけるF-LCSガンマ線による同位体存在比計測に関する研究
*西本 海1、全 炳俊1、大垣 英明2、静間 俊行2、モハマド オマル3、早川 岳人2 (1. 京大、2. 量研、3. 原研)
キーワード:
F-LCSガンマ線、同位体存在比計測、同位体CTイメージング
我々の研究グループでは、同位体CTイメージングの研究を行って来ており、現在、複数の同位体の同時イメージングに取り組んでいる。この目的のために通常のレーザーコンプトンガンマ線のビーム径を小さくしたまま、エネルギー分布を広げ、ガンマ線エネルギーの空間依存性を少なくする手法として蓄積リングのヘリカルアンジュレータを利用する手法(Flat-LCS)を考案し、UVSORにて実験を行ってきている。今回、天然鉛を対象に同位体存在比の測定をF-LCSビームと通常のLCSについて行ったので、その結果を報告する。