講演情報
[3F09]地震 PRA における耐震多様性の評価その 9:AIによる床応答スペクトルの算出方法の高精度化
*大原 光晴1、大庭 滉平2、大鳥 靖樹2、牟田 仁2、片山 吉史3、酒井 俊朗4 (1. CTC、2. 東京都市大、3. 中電技術コンサル、4. 電中研)
キーワード:
地震PRA、耐震多様性、AI、床応答スペクトル
建屋内の多重化された機器の耐震多様化を行うことにより、地震リスクを大幅に低減させることが可能である。 しかしながら、耐震多様化の効果を評価するためには、地震ハザード評価に基づき様々な地震動に対して評価を行う必要があるため、評価効率の向上が重要な課題であった。著者・他(2022)は、スペクトルモーダル解析法を使用することで簡便に評価を行う方法を提案したが、スペクトルモーダル解析法で使用している安井・他の床応答スペクトル算出方法に精度上の課題があった。本稿では、AIを用いることにより安井・他の床応答算出の高精度化を行ったので、その検討結果について報告している。