講演情報
[3H10]ナノ秒パルスレーザー除染法の開発(II)飛散粉塵挙動と除去深さのレーザーパラメータ依存性
山本 恵輔1、小菅 淳2、*中嶋 隆1 (1. 京都大学・エネルギー理工学研究所、2. 日本原子力研究開発機構・敦賀総合研究開発センター)
キーワード:
ナノ秒パルスレーザー、レーザー除染、放射性粉塵、レーザー散乱、速度計測
レーザー除染法とは2000年代初頭に考案された方法であり、考案当初はナノ秒パルスレーザーの主流であった低繰り返し(数Hz~20 Hz)のNd:YAGレーザーと連続波レーザーの比較がなされたが、最近は安価かつ堅牢なファイバーレーザーの登場によって、高出力な連続波ファイバーレーザーのみならず、高出力な高繰り返し(1 kHz~数 MHz)ナノ秒ファイバーレーザーも急速に普及してきている。日本国内では、なぜか、高出力連続波レーザー除染、海外ではパルスレーザー除染が主流となっており、この選択が正しいのかどうかは検討の余地がある。我々は、パルスレーザーの方が除染に適していると考え、昨秋の原子力学会では、その概要とレーザー散乱を応用したその場粉塵計測法について報告した。
本発表ではSUSターゲットを用い、レーザー散乱を応用した粉塵の粒径や速度評価に関する進展と、粉塵挙動および除去深さのレーザーパラメータ依存性について報告する。
本発表ではSUSターゲットを用い、レーザー散乱を応用した粉塵の粒径や速度評価に関する進展と、粉塵挙動および除去深さのレーザーパラメータ依存性について報告する。
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