セッション詳細

[A1423-1pm]フッ素が織りなす分子変換・材料開発の新展開

2024年3月18日(月) 13:00 〜 15:40
A1423(14号館 [2階] 1423)
座長、シンポジウム関係者:市川 淳士、森澤 義富、網井 秀樹
フッ素化合物に関する研究は、基礎から応用まで、世界中で活発に行われている。フッ素の特性は、他の元素では機能発現が困難であることから、これまでにも企業等でのフッ素化合物の実用化に至った事例が多い。一方で、フッ素化合物は未だに謎が多いことは事実である。フッ素化合物の化学の本質をより深く理解し、その反応性の解明、新しい合成法の開拓、界面や微細構造の解析、シミュレーションが行われ、さらにはこれらに基づいて新しい物質・材料の創製を目指す研究が活発に行われるようになってきた。本企画シンポジウムでは、有機化学・無機化学・物理化学・高分子化学・材料化学の幅広い分野で、フッ素の特性を活かした分子変換と材料開発の研究の最前線を紹介する。

開会挨拶

[A1423-1pm-01]パーフルオロアルキル化合物の物性を分子構造から理解する

○長谷川 健1 (1. 京都大学)
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[A1423-1pm-02]新規トリフルオロメチル化ホウ酸リチウム塩錯体の化学的特性とリチウムイオン電池用電解質への応用

○高橋 幹弘1、部坂 勇人1、河端 渉1、片山 祐3、堤 宏守2 (1. セントラル硝子株式会社 機能化学研究所、2. 山口大学 創成科学研究科、3. 大阪大学 産業科学研究所)
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[A1423-1pm-03]フルオロハイドロジェネートイオン液体

○萩原 理加1、松本 一彦1 (1. 京都大学)
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休憩

[A1423-1pm-04]α-フルオロカルボカチオンを中間体とする有機合成反応

○市川 淳士1 (1. 相模中央化学研究所)
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[A1423-1pm-05]高性能触媒によって成し遂げられたフルオロアルケンのメタセシス反応

○髙平 祐介1 (1. AGC株式会社)
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[A1423-1pm-06]フルオロアルケンをビルディングブロックとする含フッ素高分子の合成

○福元 博基1 (1. 茨城大学)
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閉会挨拶