セッション詳細

[A1421-3am]「遅延制御超分子化学」成果報告会 〜遅延から創る生命機能と高次構造〜

2024年3月20日(水) 9:00 〜 11:40
A1421(14号館 [2階] 1421)
学術変革領域研究(B)「遅延制御超分子化学」は、分子からマクロスケールまで、自然界で広く見られる「遅延によって制御される機能と高次構造」から着想し、速度論制御を利用して機能的な非対称構造を人工構築する超分子化学の、基礎学理を構築することを目的とする研究領域です。分子スケールの非対称構造を有するタンパク質の構造構築原理を明らかにする生物物理学研究、細胞・オルガネラスケールの非対称構造の構築原理と機能を明らかにする分子生物学研究、生命に見られる非対称構造構築原理を物質合成と機能創出に導く材料科学研究を行ってきました。本企画では、本領域研究の成果を報告させていただくとともに、「遅延」から創られる生命機能と高次構造について化学の視点から広く討論し、「遅延制御超分子化学」のさらなる可能性と展望について議論する機会としたいと思います。
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