講演情報
[1A04]ハイドロガーネット前駆体から合成した鉄系ペロブスカイト型酸化物を用いたN2O分解
○大井 涼平1、安齋 潤一郎1、神谷 裕一2、大友 亮一2 (1. 北海道大学大学院環境科学院、2. 北海道大学大学院地球環境科学研究院)
キーワード:
specific surface、hydrothermal synthesis、acid treatment
亜酸化窒素N2OはCO2の約310倍の温暖化係数をもった温室効果ガスである。鉄系ペロブスカイト型酸化物SrFeO3がN2Oの直接分解を促進する触媒として機能するが、錯体重合法での合成では比表面積が小さいため活性が十分ではなく、さらなる高活性化が必要であった。本研究では、ハイドロガーネット型構造のSr3Fe2(OH)12を水熱合成法によって合成し、焼成により生成するSrCO3を希酸溶液により取り除くことでより比表面積の大きいSrFeO3を得た。また、N2O分解に対して高い触媒活性を示した。
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