講演情報
[1B16]反応射出成形法によるジシクロペンタジエン成型樹脂の製造に適するタングステン錯体触媒系の開発
押木 俊之1、○福 真海1、佐野 航介1、中山 祐正2、田中 真司3 (1. 岡山大学、2. 広島大学、3. 産業技術総合研究所)
キーワード:
polymerization、catalyst、tungsten
私たちは、反応射出成形法によるジシクロペンタジエン成型樹脂の製造に好適な、分子構造が明確なタングステン錯体の合成に成功した。このタングステン錯体は、ワンポット反応で30グラム規模で収率98%で高純度合成できる、空気に安定な錯体である。置換基を替えたさまざまな錯体合成も可能である。これまで約40年間に渡り工業的に使われてきたタングステン錯体触媒系は、構造不明の多種類の混合物であることも解明した。
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