講演情報

[1C08]機械学習に基づく処理原油成分情報のリアルタイム予測モデルの開発(最終)
―成分予測モデルの開発と原油物性の推算への応用―

○中河 陽太1、松本 幸太郎1、栗原 功1 (1. 一般財団法人 カーボンニュートラル燃料技術センター 製造プロセス技術部 ペトロリオミクス技術研究室)

キーワード:

Machine Learning、Crude oil、Petroleomics

常圧蒸留装置(CDU)では、最適運転制御(RTO/APC)が広く普及しているが、RTOで最適運転を導き出すには原油のアッセイデータが必要である。しかし、CDUで処理する原油の性状・成分をリアルタイムに把握する技術はないことからRTOでは過去の原油アッセイデータを用いており、ここに改善(省エネ)の余地がある。そこでJPECでは、機械学習技術を用いてCDU処理原油の成分・性状情報をリアルタイムに予測する技術の開発を行っているが、本報告では、処理原油の一般性状および詳細組成を予測するモデルについて報告する。

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