講演情報
[1D09]固体酸触媒を用いる長鎖アルカンによるベンゼンのアルキル化反応
○石川 翔一朗1、長谷川 慎吾1、本倉 健1 (1. 横浜国立大学大学院理工学府化学・生命系理工学専攻)
キーワード:
polyethylene、solid acid、alkylation reaction
我々は以前、固体酸と担持金属触媒を混合することで、C5–8アルカンによるベンゼンのアルキル化反応を達成した。本研究ではこの知見を基に、炭素数16以上の長鎖アルカン難処理プラスチックであるポリエチレン(PE)の化学的アップサイクルを目的とし、固体酸単独でアルカンとベンゼンを 230 ℃で反応させ、アルキルベンゼンへ転換できることを見出した。例えば、H-ZSM-5を触媒とすると、45%のPEがアルキルベンゼンのアルキル鎖へと転換された。
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