講演情報
[1D11]異種プラスチックを含むLDPE接触分解における触媒の酸量と被毒の関係
○村崎 友香1、上道 芳夫1、神田 康晴1 (1. 室蘭工業大学)
キーワード:
LDPE degradation、nylon6、HZSM-5
ナイロン6(PA6)含有LDPE分解では、PA6由来の塩基性化合物によりHZSM-5触媒が被毒される。一方、反応に関与しないLewis酸性のAl2O3を触媒に添加するとPA6耐性が発現する。低酸量のHZSM-5によるPA6含有LDPE分解では、Al2O3を触媒に添加してもオレフィン収率はわずかしか回復しないが、高酸量のHZSM-5にAl2O3を添加するとオレフィン収率は向上した。高濃度PA6含有LDPE分解反応では、高酸量HZSM-5にAl2O3を添加すると高いオレフィン収率が得られ、PA6のN量/Al2O3+HZSM-5触媒の酸量とオレフィン収率との間には相関が見られた。
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