[1F09-16] バイオマス利用

14:45 〜 15:00日本語

[1F11] 赤外分光法を用いた溶媒中の固体触媒の酸性質評価

○大須賀 遼太¹、石 泉¹、菅沼 学史¹、中島 清隆¹ (1. 北海道大学触媒科学研究所)

キーワード：

Solid acid catalyst、Infrared spectroscopy、Biomass conversion

実反応条件に近い環境下での固体触媒のキャラクタリゼーションは、反応の真の活性点を解明するための第一歩である。一方で、液相中での固体触媒の酸性質は、これまでブラックボックスとされてきた。そこで本研究では、赤外分光法により糖類の変換反応に有効な固体触媒の酸性質評価を溶媒存在下で行うことを目的とし、従来の気相プローブ分子を用いた酸性評価結果と比較することで、溶媒が酸性質に与える影響について考察した。