講演情報
[2A01]キレートアニリドメチルピリジン配位バナジウム錯体の合成とエチレン二量化触媒への適用
○張 書揚1、野村 琴広1 (1. 東京都立大学)
キーワード:
vanadium、ethylene dimerization、ligand effect
キレートアニリドメチルピリジン配位子を有するイミド配位バナジウム錯体、V(NAd)X2[2-(ArNCR2)C5H4N] (Ad = 1-adamantyl; X = Cl, Me; Ar = 2,6-Me2C6H3 etc.)、を合成・同定し、エチレン二量化における触媒性能への配位子効果を検討した。架橋配位部位(R)を水素からメチル基やエチル基にすることで、活性向上に加えて選択率を保持しつつ耐熱性の向上も達成した。本発表では錯体の合成・同定とエチレン二量化反応を検討した結果を紹介する。
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