講演情報

[2B14]Pd-アミン固定化触媒を用いた触媒量塩基で進行する鈴木宮浦カップリング

○本田 麻里子1、坂井 俊一1、長谷川 慎吾1、本倉 健1 (1. 横浜国立大学)

キーワード:

Suzuki-Miyaura coupling、palladium、water

鈴木宮浦カップリングはファインケミカル合成において重要な結合形成反応である。本反応は一般に基質と等量以上の塩基を必要とするが、添加した塩基はすべて副生成物に含まれるといった原子効率の低さや、基質によっては塩基性条件で脱ホウ素化反応が進行するといった課題がある。本研究では触媒量のアミンとPdをシリカ上に固定した触媒を用いることで、触媒量の塩基存在下で鈴木宮浦カップリングが進行することを示した。

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