講演情報
[2C14]低温メタン化反応を駆動するRu担持触媒の開発と3D積層造形反応管への応用
○森 浩亮1、金 孝鎮1、中野 貴由1 (1. 大阪大学大学院)
キーワード:
metanation、ruthenium、3D additive manufacturing
層状化合物のNa2Ti3O7層間にRuイオンを導入した触媒が,1気圧140 ºCにおいてほぼ100%の選択性でCO2メタン化反応を進行させることを見出した。種々のその場観察実験より,負に帯電した(Ti3O7)2-層が低酸化状態のRuカチオン種の生成と安定化していることが分かった。さらにTi-6Al-4Vを原料としてレーザービーム溶融結合法により造形した反応管を表面処理し,さらにRuを担持させることでCO2メタン化反応において粉末触媒と同様の低温活性が発現する触媒反応管となることを明らかにした.
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