講演情報
[2D17]不均一系金触媒を用いた芳香族化合物へのCO2挿入反応によるカルボン酸合成
○荒田 晃生1、中山 晶皓2、坂口 紀史3、村山 徹3、嶋田 哲也1、髙木 慎介1、石田 玉青4 (1. 東京都立大学、2. 九州大学、3. 北海道大学、4. 大阪公立大学)
キーワード:
Gold catalysts、CO2 Insertion、Carboxylation
芳香族化合物のC–H結合へのCO2挿入による直接カルボキシル化反応が均一系金属触媒で報告されているが、配位性官能基をもたないベンゼンを基質とした系での反応は、均一系Pd、Rh触媒の二例の報告のみである。本研究では、ベンゼンのCO2挿入による安息香酸合成を不均一系金属触媒にて試みた。その結果、Au, Pd担持触媒を用いることで、ベンゼンへのCO2挿入反応が進行し、安息香酸がわずかながら生成することを見出した。
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