講演情報

[2F05]水素をトレーサーとしたCCSにおけるCO2の漏洩モニタリング手法の検討

○菅井 裕一1、宮園 篤2、小林 佑輝3、堀内 侑樹3、河野 昭博3 (1. 九州大学大学院工学研究院、2. 九州大学大学院工学府、3. 株式会社INPEX)

キーワード:

CCS、Tracer、Hydrogen

製油所で製造される水素から分離・回収されたCO2には微量の水素が残留しており、これを地中貯留した際に、漏出経路があれば水素がCO2に先んじて拡散し漏出する可能性がある。本研究では、この水素をトレーサーとして地表面でモニタリングし、CO2の漏出を早期に予測する手法を検討した。屋外に設置された坑井から地中に水素とCO2の混合ガスを注入し、地表面でモニタリングした結果、水素がCO2に先んじて検出される傾向が認められた。

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