講演情報
[14a-K205-3]アボカド果肉の粘弾性特性と外皮光学特性との相関性評価
〇東野 一郎1、齋藤 誠2、寺井 藤雄3、馬場 嘉朗4、石川 博康1 (1.芝工大、2.(株)DMR、3.TRIF(同)、4.ツインクルテック)
キーワード:
アボカド熟度、果肉硬度、クロロフィル蛍光
アボカドの流通において熟度検査の簡素化および精度向上が課題である。我々はこれまで、シンプルな測定器を用いた蛍光強度と色度による非破壊での熟度評価系を検討してきたが、果肉の硬度との相関性については未評価であった。本報告では、外皮の光学特性と果肉の最大応力変化率との相関性を調べた結果、外皮のクロロフィル蛍光強度比と色度パラメータのL*およびC*は果肉の最大応力変化率と一定の相関性を示した。