講演情報
[14a-K205-7]3次元熱回路網モデルによる多結晶材料の熱伝導率解析
〇津内口 剛志1、早川 虹雪1,2、今井 健人1、本田 充紀1,2、小田 将人3、石井 宏幸4、村口 正和1 (1.北科大工、2.原子力機構、3.和大シス工、4.筑波大数物)
キーワード:
熱伝導率、熱回路網法、多結晶材料
多結晶材料の熱伝導率評価において、微視的な物性が多結晶材料全体の熱伝導特性に与える影響を評価するため、多結晶材料のモデル化に熱回路網法を組み合わせた解析方法を提案してきた。これまでの検討では、2次元モデルでの評価を行い、結晶粒径と熱伝導率の関係が非線形になることを示している。本報告では、厚さ方向の熱経路を考慮した熱伝導率を評価することを目的とし、モデルを3次元に拡張し、評価を行った結果を報告する。