講演情報

[14a-P01-35]導電性ポリマーとTiO2を用いた新規放射線検出器の作製

〇坂下 航太郎1、深澤 永里香1、宮田 恵理2、宮田 等3、早坂 圭司3,4、勝亦 正明5、小野 裕明6、渡辺 みのり6、斎藤 栄輔7、清野 義敬8、梅山 晃典9、佐藤 誠9、鈴木 崇民9、田村 正明9 (1.群馬高専、2.足利大、3.新潟大、4.高エネルギー加速器研究機構、5.神奈川県衛生研究所、6.日本歯科大、7.長野高専、8.富山高専、9.日本カーリット(株))

キーワード:

有機半導体、放射線検出器

放射線検出器に使用される材料は、放射線と物質との相互作用によって特徴付けられる。放射線感度を持つ有機半導体のポリアニリン(PANI)を用いた検出器材料であれば、安価で製造が容易であるが、低感度といった課題を有するため、その改善が求められる。本研究では、PANIの合成段階でTiO2を添加することで均一な分散かつ応答の妨げとなるボイド発生を抑える複合材料化を図り、90Sr線源を用いた性能評価を行った。