講演情報

[14a-P05-17]酸素量制御によるKOHフラックス法Nd123膜の超伝導特性改善に向けた検討

〇(M1)重信 明希1、舩木 修平1、山田 容士1 (1.島根大自然)

キーワード:

超伝導、REBCO、薄膜

溶融KOHに原料を溶かし結晶成長させるKOHフラックス法は、NdBa2Cu3Oy (Nd123)結晶膜を500 ~ 700ºCの低温下で作製できる。しかし、同手法を用い大気中でNd123膜を作製した場合、Nd/Ba置換によりTcが大幅に低下する。Nd123は合成時の酸素分圧を下げることによりNd/Ba置換が抑制されることが報告されており、Nd/Ba置換抑制に向け原料の酸素量を少なくすることによるNd123特性を調査した。