[14p-K206-1~10] 高温超伝導体の新しい潮流 ~銅酸化物を超える材料は現れるのか？~

17:05 〜 17:20

[14p-K206-9] 頂点塩素を持つ新規ニッケル酸化物Sr₃Ni₂O₅Cl₂の高圧合成

〇高野 義彦^1,2、山根 和樹^1,2 (1.物質材料研究機構、2.筑波大学)

キーワード：

超伝導、ニッケル酸化物

最近、越智らの理論計算によって常圧力下でも正方晶を示す可能性のある二層型ニッケル酸化物が提案された。その候補物質はSr₃Ni₂O₅Cl₂の組成比を持つ層状のRP型構造であり、実験的には合成されていない化合物である。本研究では、高圧合成法を用いてSr₃Ni₂O₅Cl₂の合成を目指した。