講演情報

[14p-K304-10]フリーランニング局発光源を用いた誘導ブリルアン位相シフトの高感度検出

〇今宿 亙1、白木 大河1、伊藤 諒1 (1.近畿大学)

キーワード:

光ファイバセンサ、ブリルアン散乱、コヒーレント検波

構造物の温度変化や張力変化を検知する手段としてブリルアン光ファイバセンサが広く普及している。本研究は、100km級のセンシング長を有する高感度ブリルアン光ファイバセンサの実現をめざし、ディジタルコヒーレント検波技術の適用を図るものである。今回、出力9dBmの狭線幅フリーラン局発光源を位相ダイバーシティー光検波器に適用し、プローブ光位相を再生しつつ、ブリルアン位相シフトを高感度に検出する手段を実現したので報告する。