講演情報

[14p-K304-3]ボイスコイルモーターによって駆動するサイコロサイズの位相シフタの提案

〇(M1)矢野 響1、穴吹 大地1、田原 詩織1、小橋 琉夏2、石丸 伊知郎2 (1.香川大院創発、2.香川大創造工)

キーワード:

位相シフト干渉計、フーリエ変換赤外分光法、中赤外パッシブ分光イメージング

位相シフト干渉法は,分光特性や物体の表面形状の計測広く用いられている手法である.本手法は2光束に光路長差を与え,それら光束の干渉現象を計測する.そのため,光束に光路長差を与える位相シフタが必須である.従来の超音波やピエゾ素子により駆動する位相シフタは,価格が数十万から数百万円と高額である.本稿では,イヤホンなどに搭載されている安価かつ小型なボイスコイルモーターによって駆動する位相シフタを提案する.