講演情報

[14p-K502-8]球形状小型Si半導体素子を用いた新たなリアルタイム線量測定システムの初期検討―CT装置における評価―

〇(D)藤沢 昌輝1、稲葉 洋平1,2、進藤 僚太1、松本 卓己3、松本 真之介4、加田 渉3、千田 浩一1,2 (1.東北大医、2.東北大災、3.東北大工、4.東京都立大)

キーワード:

放射線計測、半導体、CT

CT perfusionや4D-CTでは患者が受ける被ばくが多く,適切な線量モニタリングが重要である.そこで新たに試作した球形状小型Si半導体素子を用いたリアルタイム線量測定システムのCT検査での展開を検討した.基礎評価としてCT透視時のエネルギー依存性,線量依存性,線量率依存性を評価した.高管電圧(高エネルギー)では応答が低下したが,線量依存性と線量率依存性は基準線量計と同様の傾向を示した.