講演情報
[14p-K504-2]共鳴トンネルダイオードテラヘルツコム発振器の周波数安定化
〇田淵 啓士朗1、伊藤 弘2、鈴木 左文3、有川 敬1,4 (1.兵庫県立大工、2.東大理、3.東京科学大、4.JSTさきがけ)
キーワード:
テラヘルツ、共鳴トンネルダイオード、周波数コム
小型で室温動作が可能なテラヘルツ光源として、共鳴トンネルダイオード(RTD)発振器が注目されており、様々な分野への応用が期待されている。これまでの研究でRTD発振器からの出力を戻り光として自己注入すると、RTD発振器がマルチモード同期発振することが知られている。本研究ではRTDにバイアス電圧変調を行い、位相同期回路を用いて任意のモードの周波数を安定化することでRTDの発振周波数を安定化し、周波数コム化を行なった。