講演情報
[14p-K504-5]量子カスケードレーザの入出力特性モデル化に関する一検討
〇(B)南 春馬1、梅林 健太1、張 亜1、Hua Li2 (1.東京農工大工、2.中国科学院)
キーワード:
テラヘルツ通信、無線通信、量子カスケードレーザ
テラヘルツ帯における量子カスケードレーザ(QCL)を用いた無線通信方式を適切に設計するには、QCLの入出力特性を正確に反映した数式モデルが不可欠である。これまでは、QCLへの入力電流I(t)に対するQCL内の出力光子数P(t)を求めるモデルとして、レート方程式が用いられてきた。本研究では、入出力特性の一部をインパルス応答で表現し、効果的にモデル化できることを示す。また、提案モデルの妥当性を検証する。